こんにちは、インターネット 売上アップ アドバイザー川田です。
今回で31話目になりました。
いつも読んでいただきましてありがとうございます!
少し前、ある建築デザイン事務所の
ホームページを作りました。
その会社、飛び抜けて素晴らしい仕事をするのですが、
その打ち合わせをしている時に
これぞ仕事の神髄じゃないか
という事を経験したので共有したいと思います。
その前に以下の文章内に出てくる
マーケティングの基本概念を
念のため共有させてください。
マーケティングとは
ピータードラッガー マネジメントという本に
「マーケンティングの狙いは、
顧客というものを良く知って理解し、
製品が顧客にピッタリとあって、
ひとりでに売れてしまうようにする事」
と書かれています。
マーケティングとはまずは顧客を
よく知る必要があるという事!
なるほど!ですよね。
では、建築デザイン事務所の
社長との打ち合わせの話に戻ります。
え?マーケティング知らないの?
ホームページを作るときは、
かならずどんな経営をしているのか、
社長がどんな想いをもっているのかを
お聞きしています。
その打ち合わせの中で、
その社長が、マーケティングを
理解している様な発言をするので、
私「社長、マーケティング勉強されています?」
と質問したところ
社長「え?何の事ですか?」
私「マーケティングなんですけど。」
社長「マーケティング、よく分かりません。」
との事。
不思議に思った私は、
どういった想いで仕事をされていますか?
という質問を深堀りしてみて、
なるほどと納得しました!
その社長の回答は、
「お客さんが、どうやったら喜んでくれるのか、
お客さんの想像を超えて、
ビックリさせるにはどうしたらいいのか」
そればかりを考えて仕事をしているとの事。
聞いた瞬間にしびれました!
マーケティングを知らない経営者でよくあるケース
マーケティングを勉強していない経営者の多くは
「いかに自分の商品・サービスがいいか?」
を考えるし、追求します。
そのため、
・買ってくれれば分かる
・使ってくれれば分かる
といった考えが先行しています。
つまり、考えが「自分」に向いていて
お客さんに向いていないのです。
そして、お客さんが買ってくれない
理由が分からずに
廃業に向かって行くのです。
一方、マーケティングを知らなくても、上手くいっているこの社長は
とにかくお客様を喜ばせたい
という一心で仕事をされています。
つまり、考えが「お客さん」主体になっています。
そうすれば、自然と
お客様の要望を聞きいていますし、
その上で、想像を超える提案を
しているのでしょう。
おそらくこの社長は、
今でもマーケティングという言葉の意味を
理解していないかもしれません。
でも、お客さんに喜ばれて
末永く楽しく仕事をしていくのだと思います。
「お客さんを主体に考える」
一度、あらためて考えてみてください。
あなたとあなたのお客様の未来の為に!